元サービスエンジニアのライフワークⅢ: 240729 ママチャリ HowEver号 46Tクランク、BB(ボトムブラケット)、ハンドルポスト交換、前照灯リムダイナモ化

こんにちはHouskeです。

12年前にヤフオクで落札したメーカー不明のママチャリ HowEver号です。
2年前に整備をしたのですが、『スピードが遅い』、『ライトのダイナモが重い』などの不満な点が出てきました。
前回のやり残したことも合わせて再整備をしました。

🗿再整備①～⑤🗿

①BB(ボトムブラケット)をカートリッジ式に交換

クランク交換の前にBB交換をしました。前回、マイナスドライバーとハンマーで外そうとしましたがダメでした。
何気なく寄ったホームセンターに、M16ナットを当てて回す方法(ネットで紹介されている／形状にもよる)に使えそうなパーツがあったので買ってきました。

200㎜×12㎜ケミカルボルト+M16ナット
ユニディホームセンター川口店 税込み 294、30円

防水ボトムブラケット68x122mm

Amazon Prime 1,250円

M16ナットを当てがって、M12のボルトとナットで緩く固定します。

シリコンスプレーをネジの間から浸み込ませ、M16ナットに噛ましたスパナをハンマーで叩いてみました。

案外軽く回って、難なく外すことが出来ました。

錆や汚れを取ってグリスを塗布後、カップをチェーンガードのBRKTと友締めして作業は一段落します。

②スピードが遅いので、クランク交換

前回の整備では、スプロケットとクランクを14歯×34歯から18歯×40歯に交換して、ギア比をオリジナル比で約－9.2％にしていました。軽いなぁとは思いましたが、乗り手のカミさんからも『遅い』と文句を言われていました。

そこで、今回スプロケットはそのままで、クランクを46歯にしてギア比をオリジナル比約+5％に上げました。
内装3速のママチャリのギア比を変更するときの検討用に作成した表です。
ギア比は3速のトップで計算しています。
26インチ車をベースに 27、20、16インチ車もカバーした表にしました。

Frioojity 46T シングルスピード 170㎜

Amazon 中国から直送 1,903円

安かったのでとりあえず注文してみました。
大きかったようで、チェーンガード(ブリジストン TB1)に収まらないので、チェーンリングを挟むようにビス止めされている樹脂製クランクカバー 2枚を外して取付けました。

チェーンリングとガードの間は数ミリですが、なんとか収まりました。
高級感、高品質感はありませんが、チェーンを駆動する基本的な機能には問題ないようです😼。
ちなみに、クランクは鉄ではなくあまり軽く感じないアルミダイカスト製です。重さを測ってみたら330gでした。同じ形状の鋳鉄のクランクは428g、次回セキネ自転車で使う予定のMTB用のクランクは231gです。ママチャリ軽量化のテーマはまたどっかでやってみたいと思います。

③前照灯をリムダイナモ化

前回の整備で、ハブダイナモはランプが点灯しようがしまいがペダルへの負荷は常時一定であることが分かりました。

一方リムダイナモは、豆電球から効率の良いLEDライトになって、軽くて静かになったことで見直されてきています。
今回、ハブダイナモをリムダイナモに交換して使い勝手をみてみることにしました。

丸善電機産業自転車ダイナモライト MLC-1 マグボーイ LED

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自転車側のライト取付用リブの3か所ある取付穴のうち一番先端に、付属している6㎜のビス類で取付けました。

リムダイナモと言うくらいなので、リムのところにダイナモのローラーが当たるように取付けたかったのですが、自然な角度で付けようとすると、どう調整してもローラーはタイヤの側面になってしまいます。ネットの情報では、リムに当たるように付けている動画があるので、メーカーやモデルによって違いがあるようです。

④錆びてきた荷台を交換

錆びてきたので2年前と同じものを買いました。

昭和インダストリーズダボ止キャリア26RC-61 CP

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ダボ止めするタイプです。

シートポストと友締めするタイプもあります。それぞれに対応するシートピンの長さが変わってくるので注意が必要です。

⑤ハンドルポストを交換

シキシマ自転車ステム・ハンドルポスト

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こちらも、前回の整備で固くて外すことができないで交換を断念したパーツです。
自転車をひっくり返して、ハンドルの真下の水抜き穴からシリコンスプレーを大量に吹き入れたら、固着していたのが緩んできて外すことができました。上から吹き付けるだけでは浸みて行かなかったようです。
前回のブリジストン製LoadStar号に使ったネックの長いタイプ(80mm)にしました。ハンドルはプロムナード型なのですが、低く取付けることでスポーツバイクの前傾姿勢に近い調整もできます。

🗿埼玉県戸田市『道南・彩湖グリーンパーク』へ行ってみました🗿

ギア比アップ：数値ではたったの5%なのですが、それよりもっと速くなった感じがします。画像のようなサイクリングコースではより実感します。
とは言え、途中の陸橋や上の画像のパークの土手超えは正直ほんとにきついので、これ以上のギア比アップは、軽量化と合わせ技で行く予定です。
前照灯リムダイナモ化：ライト点灯時、グリップから振動がわずかに伝わってきますが、音はほとんど聞こえません。小さいながら充電機能があって、停止後でも数秒間は点灯状態を維持します。ペダルの負荷感はハブダイナモ2.4Wより小さく感じます。
日中のライトを使わないときは全くの無負荷になるのでいいのですが、一方ライトのON-OFFは手操作になるなど一長一短もあるので、最近よく見かける外付けライトの併用も含めてどう選ぶかは乗り手の好みになると思います。

次回は、セキネ自転車の同じくママチャリですが、クランクをMTB用のナローワイドチェーンリング仕様に交換する改造を予定しています。